【意外?!】沖縄でおでんや、温かい食べ物が流行る理由とは
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皆さん沖縄で温かい食べ物が流行っているのはご存知ですか?
温かい食べ物と言えば寒い季節に食べるイメージがありますよね。
ですが沖縄は通年暖かい気候にも関わらず冷たい食べ物より温かい食べ物が流行っています。
本土とは少し違う文化を見ていきましょう。
さくっと知る沖縄の歴史
沖縄はおよそ100年ほど前は「琉球王国」と呼ばれていました。
当時は中国との関わりが強く、今でも中国文化の影響が色濃く残されています。
首里城は赤を基調としその文化が見られます。
1879年(明治12年)に「沖縄県」が誕生し正式に日本の「県」になります。
途中25年間の米軍の施政権下を経て現在に至るので、「沖縄県」の歴史は100年程度と言う事になります。
独特の食文化
沖縄で発展した文化と言えば「琉球料理」が挙げられます。
様々な国々から影響を受けましたが、特に中国の文化が強く沖縄では「豚肉」中心の食文化が発達しました。
生活の知恵を活かし、無駄を省き余すところなく食べます。
豚肉で言えば
- 豚の顔(チラガー)
- 豚の耳(ミミガー)
- 豚足(テビチ)
- レバー(チム)
など「ブタに始まりブタに終わる」独特の文化が伺えます。
日本と言えば「カツオだし」ですが沖縄ではソーキそばなど「ブタだし」が強く見られます。
通年暖かいのに温かい食べ物が流行る理由とは
意外と知られていないのが、「温かい食べ物」が主流なことです。
温かい食べ物は寒い時に食べるんじゃないの?と思う方も多いと思います。
諸説ありますが、中国の「温かくない料理は料理じゃない」と言った風習や食中毒予防などから料理は温かい物が多いそうです。
コンビニチェーンの「ローソン」を経営しているオーナーにお伺いしたところ、
「熱々のおでんやフライドチキンなどのファストフードの売れ行きは沖縄が一位」とのこと。
熱々のおでんが愛される理由としては諸説ありますが、
「風が強いので冬場は意外に寒い」
「酒のアテになる」
「肉(豚肉中心)や魚(はんぺんなど)、野菜(青菜)などバランスよく食べられる」
と言った点があります。
他にも「ポーク玉子おむすび」など比較的油分の多い「スパムおにぎり」なども温めて食べる傾向にあるそうです。
亜熱帯の沖縄だからこそ、火を通して食中毒予防の文化が特に浸透しているのかもしれません。
沖縄のおでんは一味違う?!
沖縄のおでん屋さん
おでん専門店があるくらい、「おでん」は親しみのある食べ物です。
食べログから人気のあるおでんやさんをご紹介。
おでん 「おふくろ」
おでん 「メンガテー」
気になる具は
おでんと言えば「はんぺん」「ちくわ」「だいこん」「玉子」などが代表的だと思います。(賛否両論ありますが)
沖縄のおでんは、出汁に、具に、ブタを使う点です。
お店でも家庭でも愛され続ける定番の具といえば「テビチ(豚足)」や「ソーキ(あばら肉)」や「青菜」が特徴的です。
もちろん「玉子」や「大根」も定番メニュー。
肉、野菜とバランスの良い食事が長寿の秘訣なのかもしれません。
まとめ
独特な文化を築いた沖縄は、歴史から紐解くととても面白いです。
まだまだ紹介し尽くせないほど名物がたっくさんあります。
比較的物価も安く観光施設もたくさんある!今年の旅行は沖縄で決まり?!
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