高血圧とは?実は多くの重大疾患の要因だった!
高血圧は誰もが聞いたことのある病気だと思います。「生活習慣病」といわれるくらいですから病気として捉えられていないこともあるかもしれません。
怒りっぽい中年太りの女性を見ると、「あの人高血圧かなあ」なんて思ってしまう(実際に事実であるとは限りませんが)。
またラーメン屋さんでスープを飲みほしている人を見ると「塩分摂りすぎて血圧大丈夫かな」なんて思ってしまう。
そんなおなじみの高血圧ですが、高血圧症があるというだけでどれくらいの危険が潜んでいるかご存じですか。
心臓が血液を送り出す強さ
血圧は心臓がどれだけ強く血液を送り出しているか、という指標です。一般的には収縮期血圧(いわゆる上)は140mmHg以上、または拡張期血圧(いわゆる下)が90mmHg以上の状態を言います。
高血圧を放置すると
高血圧は、動脈硬化や心臓疾患の原因となります。
心臓は、絶えず強い圧力で血液を送り出しているため、心臓に負担がかかっていることはもちろんですが、血管にも負担がかかっています。
高血圧がもたらす病気
高血圧がもたらす病気には主に下記のようなものがあります
- 脳卒中(脳出血や脳梗塞)
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 大動脈解離
- 腎不全
とくに脳卒中は、死因第2位であり予後不良でありながらも生活の質も変化します。
脳梗塞は、一命をとりとめたとしてもマヒや言語障害などの後遺症が残りやすく、生活の再編が必要になることがほとんどです。
また、再発を防ぐためにお薬の量が増えます。
後遺症により、生活に介護が必要になる、薬が増えるなど医療費もかさみます。
まとめ
高血圧はならずにいられるにこしたことはありません。
高血圧になるほど死亡リスクが高いというデータもあるようです。
塩分摂取過剰にならないよう普段から気をつけたいものですね。
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